ASTOL
~ 新卒採用研究会 ~
ASTOL= 明日、採る。
●新卒採用の問題点
ある中堅企業は、毎年500万円の予算を使って、新卒採用を行ってきました。そして、毎年3人の新卒採用をしてきました。ところが、1年経つと1人が退職し、3年経つと残りの2人も辞めてしまうという状況が続いていました。
それ以前に、500万円をかけて1人も採用できなかったという企業も珍しくありません。
新卒採用というものは、中小企業にとっては、これほどに難しいものなのです。合同説明会を開催しても、学生は大企業にしか行かないし、会社説明会には集まらないし、面接担当者の力量不足で会社の不評を学生に拡散している会社も少なくありません。
中小企業の採用の問題点は、ここにあります。
①採用戦略が立案できていない
・ターゲット学生像が鮮明になっていない
・会社の訴求ポイントが絞り込まれていない
・過去の活動の反省・改善案が出来ていない(現状認識の不足)
②採用の計画が杜撰である
・採用活動開始~入社式までの計画が鮮明でない
(社長の関わり方、他部署の協力、外部交渉)
・インターンシップが計画されていない
・内定者管理の計画が杜撰である
③採用担当者のトレーニングが出来ていない
・学生との関わり方がわかっていない
・会社説明の内容・質問への回答が不十分
・「見極める面接」ができていない
④採用できても、数年で、新卒全員が退職してしまう
・会社の現状を正直に伝えていない
・学生に求めることを伝えていない
・学生とコミュニケートできるのは45歳まで
⑤そもそも、会社説明会に学生が集まらない。
・学生を集めるルートを構築していない
・キャッチコピーがズレている
・現社員が、どのようにして入社したのかさえ調べていない
これらの問題を解決しなければ、採用はできません。平均年齢が50歳を越え、このまま採用できなければ、あと10年経つと消滅せざるをえないという会社が増えてきました。
どうにかして、採用活動の成果を改善する方法はないものでしょうか。
たとえば、500万円の予算ですが、採用戦略の立て方によっては、20万円の予算で、優秀な新卒・第2新卒社員を5名確保できます。
社員が数年で退職するかしないかも、採用戦略によって変わります。どのような学生をターゲットにするか、会社をどうアピールするかで変わるのです。
この「新卒採用研究会ASTOL」は、採用活動の成果をドラスチックに変革し、中堅・中小企業の新卒採用活動・中途採用活動を支援するシステムです。
●採用「できる」企業になる
●採用戦略
新卒採用活動とは、
学生に自社をアピールし、多くの企業の中から自社を選択し、入社してもらう活動 です。
このように考えると、採用戦略とは
①中・長期的な視点に基づき、自社の魅力度を向上させるための戦略
②今年度の採用活動において、もっとも効率的に成果をあげるための戦略
について考える必要があることに気づきます。
つまり、ASTOLで提案する採用戦略とは、自社の経営戦略と非常に密接な関係にあり、その企業全体に関わる、非常に大きなテーマなのです。
●求人倍率の上昇
上のグラフをご覧ください。2020年春、大学・大学院を卒業する新卒者のうち、民間企業就職希望者数は約420,000人であるのに対し、採用予定人数は約800,000人となっています。求人倍率は1.83倍にも上り、ここ数年上昇を続けてきました。
しかし、特に注目すべき点は、中小企業のみでの求人倍率は、6.45倍にも上るという点です。学生の約44%が上場企業に就職しており、残りの約56%の学生を、数的には圧倒的多数である非上場企業が熾烈(しれつ)な奪い合いをしているというのが現実です。
このような厳しい採用環境においても、毎年確実に人材採用に成功している中堅中小企業の例は、業種・業界・地域を問わずいくつも見受けることができます。
このことは、確かに構造的には採用難ではあるけれども、そのことを真摯に受け止め、必死の思いで採用活動に通り組むことによって活路が拓けるということを如実に表しています。
●ASTOLの進め方
第1講から第6講まである研究会の目次をご紹介します。 |
・採用戦略の必要性を深く認識していただきます。
・戦略的なPRポイントを立案していただきます。
・勧誘システムは会社によって異なります。
・何を、どのような説明で学生を感動させるか
第2テーマ「一流の採用担当者を育成する」
・採用担当者様の教育、訓練をいたします。
・面接の手順、面接トークを作成していただきます。
第2テーマ「大学就職部、教授ルートの活用について」
・採用人脈のつくり方、発展の仕方を学んでいただきます。
・内定者管理のプログラム、実行の仕方について学んでいただきます。
第2テーマ「中途採用を成功させるポイント」
・新卒採用の戦略を、中途採用に応用する方法について学んでいただきます。
以上が各講、各テーマの内容です。これらを目標に、すべてのカリキュラムにおいて、過去の実績、ノウハウを分析~検討し、新たなノウハウを構築していくという形をとっています。 また、この研究会を通して、採用担当者様がお困りの点、やろうとしてもできなかった点についてバックアップを行います。 |