経営診断
経営診断とは、一言でいうと、会社の健康診断のようなものです。企業の現状を総合的・客観的に把握・評価し、問題の解決策を立案するものです。たとえば、
・社員は給与水準に満足しているか?
・賃金決定の方法は妥当であるか?
・社員の処遇は公平に行われているか?
という疑問が生じた場合、
人事処遇診断
を行い、会社の処遇制度の適切性・公平性を評価し、問題があれば解決策を立案します。その手順は、
①現状分析・評価
②改善案作成
③診断報告
④アフターフォロー
となります。このとき、診断対象、すなわち、
・経営戦略診断
・組織風土診断
・経営管理診断
・工場診断
・店舗診断
・営業管理(販売管理)診断
・人事システム診断
・財務診断
によって、分析方法、改善提案書の様式、診断報告書の内容、フォローの 方法は異なります。診断が、どのようなときに必要になるかは、会社の事情によって異なりますが、多くの場合、
①売上を伸ばしたい
②販売方法を改善したい
③生産効率・販売効率を高めたい
④社員のヤル気を高めたい
⑤資金繰りが楽になるようにしたい
と いう改善への思いが契機となって実施されます。
ここでは、どのようなときに、どのような診断が必要になるかを一覧表にまとめました。この表をご覧になって、該当する項目がありましたならば、診断実施の参考にしてください。